日本企画計画学会

 

Japan Planology Society

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  ミニ大学院 - その目的とあるべき姿
 
 
 1.目的

 20世紀は、多量生産・多量消費の時代で、マニュアルを基にして反射的に動く事を中心に人材教育がなされてきました。21世紀はソフト・知識・創造を中心とした社会に転換してきていますので、大学教育をはじめ高等教育は、知識の詰め込み教育から、創造的に考える教育に転換しなければなりません。それゆえ21世紀に必要な教育は、いかに考え行動するかを導く「考える場」を提供する大学院の創設が求められています。

 このたび、日本企画計画学会とタイムライフ経営大学院は、この時代の要請に応えて、従来の大学院をブレイクスルーし、全く新しい「考える力をつける大学院」の創設を企画し、動き出しました。両機関の支援の基に、全国五千箇所に「創造的に思考できる人材を鍛える場=ミニ大学院}を設置を目指しています。ミニ大学院は従来の大学院と違って、大きな建物や設備をもった「百貨店」のイメージではなく、街角にある「コンビニ」のように、必要な時、手の届くところに、必要な「考える場」を提供するものです。

 2.ミニ大学院のあるべき卒業生、あるべき集団

 ミニ大学院の目的は「考える場、考える種」を提供する事です。ミニ大学院の学生は、タイムライフ経営大学院の提供する「考える種」をテーマにブレイクスルー思考を用いて議論を重ね、創造的に考える力をつけ、未来を切り開く人物となります。